同窓会香蘭会の皆様におかれましては、ますます御清祥のこととお慶び申し上げます。また、日頃から母校福岡中央高等学校の教育活動に際し、並々ならぬ御支援御協力を賜り。誠にありがとうございます。心から感謝申し上げます。 私は、佐伯裕子校長の後任として令和5年4月1日付で赴任しました井上英一郎と申します。佐伯前校長の後任という重責ではありますが、精一杯力を尽くす所存でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 さて、この3月に第75回生が母校を巣立ちました。令和5年度入試では、九州大学をはじめ難関大学に多くの合格者を出すとともに国公立大学に145名が合格いたしました。 75回生は、3年前の緊急事態宣言により学校が休校となった学年です。4月は登校できずにオンラインでの授業、5月は分散登校、6月からもさまざまな制限の中での学校生活であり、生徒が思っていた高校生活とは大きく異なるものでした。 そのような中で福岡市総合体育館での体育大会では各御家庭1名ではありますが保護者の方にも見ていただくことができ、修学旅行や秋の秋桜祭などの学校行事も実施することができました。生徒はできる範囲で工夫しながら精一杯楽しんでくれたと思います。 今年度の学校行事は、さらに制限を緩和して実施いたします。国内外の修学旅行も引き続き実施し、夏季休業中には、姉妹校であるアメリカ合衆国ボストンのAMSAチャータースクールを訪問します。昨年度まではオンラインでの交流でしたが、直接交流することで生徒の国際感覚をより一層磨いてくれることと信じています。 このように学校が生徒の未来につながる活動ができますのも同窓会香蘭会、教育振興会の御支援のお陰と心より感謝いたします。今後も新たな試みに挑戦したいと考えています。 結びに、同窓会香蘭会のますますの発展と会員の皆様の御健勝を心から祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月
福岡県立福岡中央高等学校
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第38代校長 井上 英一郎
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